カードローンの利息の計算方法

カードローン

カードローンを組むときに、利息がどれくらいになるか気になる方は多いと思います。

カードローンの利息は特定の計算式に基づき、算出されています。

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介します。

・カードローンの利息の計算式

・利息の実際の計算例

カードローンの利息の計算式について

カードローンの利息は以下のような計算式で算出されます。

利息額=借入金額×実質年率×借入日数÷365日

また、それぞれの単語は以下のような意味になります。

借入金額→その人が借りた金額

実質年率→実質の金利、金利に各種経費などを足して算出した金利

借入日数→お金を借りた日から何日間経過したか、その日数

これらの数値に基づいて、利息の金額が算出されます。

実質年率はカードローン会社によって異なるため、しっかりと比較するようにしましょう。

また、実質年率は最大で20.0%になります。

そのため、それ以上の数値になることはありません。

※ 注意

うるう年の場合、÷365の数値は366になります。借りた年の合計日数で割る、と覚えておくと良いでしょう。

返済額は、上記の計算式で算出された利息を借入金の金額に足した金額になります。

このように、カードローンの利息は、早くお金を返済する、借入金額を安くしておく、などの工夫によって金額を抑えられます。

そのため、「なるべく早く、安めにお金を借りる」を心がけるようにしましょう。

カードローンの利息の計算例

それでは、一つの事例に基づいて実際にカードローンの利息の計算をしていきましょう。

こちらの記事では事例から返済する必要のある金額の算出までを行っていきます。

もし今後お金をカードローンで借りようと思っている方は、こちらの記事の流れを参考に自分が実際どれくらいの利子を返済する必要があるのか、計算してみるといいですよ。

◯事例

Aさんはカードローン会社Bに40万円のお金を借りました。会社Bの実質年率は14.0%でした。

2ヶ月後にお金を返済した場合の利息はいくらになるでしょうか。

1.必要な情報を式に当てはまるように変換する

まずは計算に必要な情報を文章から求めて、計算に使えるように値を変換していく必要があります。

借入金額→40万円=40,0000円

実質年率→10%=14/100

借入日数→2ヶ月=60日

2.計算式に値を代入する

上記の値を式に当てはめていって、利息を計算します。

利息額=40,0000×14/100×60÷365

3.計算結果の算出

最後に、上記の計算を行った結果を求めて利息額を算出します。

今回の場合は、約9205円となります。

4.返済する金額の算出

さて、ここまでの流れで利息を計算できました。残りは、利息に借入金額を足し算すれば返済金額を求められます。

今回の場合は40,9205円になります。

このように、自分で計算すれば返済プランをしっかりと組めるようになれますよ。

また、計算をするのが面倒だと感じる方には以下のようにカードローン会社ごとにサイトにある「返済シミュレーション」を用いて計算するのも一つの方法になります。

【参考】

ご返済シミュレーション(借入返済) – アコム

このように、カードローンの利息は自分で計算して求めたり、シミュレーターで算出可能です。

お金を借りる際に一度どれくらいの利子になりそうか、確認してみるといいですよ。

まとめ

・カードローンの利息は計算式に基づいて計算できるため、計算結果をもとに無理のない返済計画を練るようにすると良い

・各カードローン企業のホームページに返済シミュレーターもあるため、それを利用してお金を借りる前に利息の目安を確認しておこう

このように、カードローンの利息は簡単に確認できます。

ぜひ、お金を借りる前に追加で支払うことになる利息の金額を計算して、滞納をしないようにしませんか?

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