カードローンを利用する際に必ず関わってくる保証会社。
保証会社がどんな役割を持っているかをご存じでしょうか?
この記事では、消費者金融や金融庁の資料をもとに
- 保証会社って何のための会社なの?
- 保証会社の審査ってやらなきゃダメ?
このような疑問についてわかりやすく解説しています!
カードローンの保証会社については
- すでにカードローンを使っている方
- 今後、カードローンを使うかもしれない方
どちらであっても必ず知っておくべき情報です。
ぜひ最後までお読みください!
カードローンに保証会社は必要不可欠
カードローンと保証会社は切っても切れない関係です。
保証会社が無ければ、カードローンでお金を借りることはできないでしょう。
保証会社の役割は大きく分けて2つ。
- お金を借りる人に返済能力があるかを審査する
- 返済できなくなった時、代わりにお金を返す
それぞれ詳しく解説していきます。
1.借入する人に返済能力があるかを審査する
カードローンを利用する場合、保証会社による審査が必ず必要です。
この審査では、お金を借りる人に返済能力があるかどうかを調べています。
審査されることで、お金を貸す側から「この人なら貸したお金をちゃんと返してくれる」と信用を得られ、お金を借りることができます。
ちなみに、カードローン会社や消費者金融などが、保証会社として審査を行っているのが一般的です。
保証会社が審査してくれることで返済能力が保証されるので、借りる側にとっても貸す側にとっても必要な存在です。
ここまで読まれた方の中には
「保証会社によって審査がゆるかったり、基準が違ったりするの?」
このように思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論、違いはほとんどありません。
どの保証会社も審査方法を公開していませんが、信用情報機関に記録されている情報をもとに審査をしていると言っていいでしょう。
収入状況や借入があるかどうか、債務整理の記録があるかどうかなども審査に大きく影響を与えます。
2.返済できなくなった時、代わりにお金を返す
もし、長期にわたって返済ができなくなった場合、保証会社は「お金を借りた人に返済能力がなくなった」と判断し、代わりに借金を返済をします。
これを「代位弁済」と言い、履歴が5年間は記録されます。
その間は、ローンやクレジットカードなどの審査がほぼ通らなくなるので注意が必要です。
代位弁済が行われた場合、その分を保証会社へ返済することになります。
保証会社への返済は、原則、一括返済が求められます。
返済する金額が大きく、一括返済ができない場合は債務整理や分割払いの交渉による対応が必要です。
しかし、どちらも弁護士へ依頼したり裁判所を通したりしなければならず、一般の方が自分でやるのはほぼ不可能と言わざるを得ません。
代位弁済が行われてしまわないように、ゆとりのある返済計画を心がけることが大切です。
大手の保証会社をつ紹介
大手銀行のカードローンがどの保証会社で審査しているかを表で紹介します!
銀行 | カードローン | 保証会社 |
三菱UFJ銀行 | バンクイクック | アコム |
三井住友銀行 | 三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス |
みずほ銀行 | みずほ銀行カードローン | オリエントコーポレーション |
りそな銀行 | りそな銀行カードローン | りそなカード、オリックスクレジット |
ジャパンネット銀行 | ネットキャッシング | SMBCコンシューマーファイナンス |
セブン銀行 | セブン銀行カードローン | アコム |
楽天銀行 | 楽天銀行スーパーローン | 楽天カード、セディナ |
じぶん銀行 | じぶんローン | アコム |
見たことのある会社名もあったのではないでしょうか?
ちなみに、以下の大手消費者金融では自社で審査を行っており、保証会社がついていません。
- プロミス
- アコム
- アイフル
まとめ
記事の冒頭であげた2つの疑問への回答をもって、まとめさせて頂きます。
Q.保証会社って何のための会社なの?
A.お金を借りる人がちゃんと返済できるかどうかを調べる会社です。
返済が不可能となった時に一旦、立て替えてくれます。
ただし、その後、保証会社へ一括返済が必要です。
Q.保証会社の審査ってやらなきゃダメ?
A.絶対に必要です!審査をしないとお金を借りられません!
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
この記事がお役に立てましたら幸いです。