「引き落とし口座に入金し忘れていた」「入金したつもりが残高不足だった」など、ついうっかりクレジットカードを滞納してしまうこともありますよね。
中には「お金がなくて支払えない!どうしよう」という人もいるかもしれません。
クレジットカードの滞納はあなたの信用情報に影響し、長引くと深刻な問題が起きることも。
この記事では、クレジットカードの滞納はどんな問題があるか、滞納してしまった時の対処法などについてお伝えします。
クレジットカードの滞納はこんな問題がある
うっかり忘れただけだとしても、クレジットカードの滞納には次のような問題があります。
遅延損害金が発生する
クレジットカードが利用停止になり、遅延損害金が発生します。
遅延損害金利率はクレジットカード会社ごとに決められており、遅延損害金の計算方法は、
支払い額×遅延損害金利率÷365日×滞納日数 です。
たとえば、遅延損害金利率が14%で、支払い額10万円を15日滞納している場合、
10万円×14%÷365日×15日で計算すると、約575円が遅延損害金になります。
信用情報に記載される
「信用情報」とは、クレジットやローンを契約した個人の利用記録が書かれたものです。
クレジットカードを滞納するとその事実が信用情報に記載され、他のクレジットカードやローンの審査に影響する場合も。
滞納後、早急に支払えばそれほど大きな問題にはならないので必要以上に心配することはありませんが、できる限り早めに対処しましょう。
滞納を続けると強制解約になる
督促状やカード会社からの電話が来ても支払わずに滞納を続けると、クレジットカードは強制解約され、最悪の場合は法的措置が取られます。
クレジットカードを滞納したあとに起きること
クレジットカードを滞納すると、次のような流れになります。
利用停止になる
クレジットカードを滞納すると、まずはカードが利用停止されます。
督促状が送られてくる
督促状が郵送され、指定の口座に振り込むよう指示があります。
コンビニから支払いできることも多いので、すぐに支払いましょう。
h3 カード会社から電話が来る
督促状が来ても支払わないと、カード会社から電話があり、再度支払いを命じられます。
それでも滞納を続けるとクレジットカードは強制解約され、滞納分は一括での支払いを請求されます。
ここまで来るとあなたの信用問題に大きく関わり、新たにクレジットカードを作ることができなくなるかもしれません。
滞納してしまったときの対処法
滞納していることに気づいたら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
再度引き落としをしてくれるか、振込先を指定されるはずです。
滞納に気づかず、クレジットカード会社から督促状が郵送されたら早急に支払いましょう。
滞納を防ぐ方法
クレジットカードは手持ちのお金がなくても支払いができて便利ですが、引き落とし日に用意できる範囲の金額で利用することが大切です。
引き落とし日になって慌てないように、クレジットカードで支払ったら早めにその分の現金を用意しておきましょう。
「銀行やATMに行く時間がなくてつい滞納してしまう」という人は、インターネットバンキングから振り込んでおくのもおすすめです。
たとえば給料などの受取口座がインターネットバンキングに対応していたら、クレジットの支払い分はインターネットでクレジットカードの口座に振り込んでおきます。
インターネットバンキングは振込手数料がお得な場合もありますし、時間を気にせず振込できるので、銀行に行き忘れて滞納するのを防ぐことができます。
クレジットカードの滞納はついやってしまいがちですが、「滞納している」という事実には変わりありません。
長引けば自分の将来にも影響することをしっかり心に留めて、滞納してしまったら早めに対処しましょう!